ルアーフィッシングと私

フライフィッシングが趣味の私がルアーフィッシングに挑戦します!

管釣りに行ってきた2024/4/15

f:id:jimmy_ribs:20240416212429j:image写真は以前のもの

久しぶりの釣り

長野県の管釣りに行ってきた。目的はもちろん自作のルアーを試すことだ。水温も適正だし、気温も暑すぎず寒くもないいい日和だった。

気温7~22℃

水温10℃

風 無風時々微風

6ヒット1キャッチだった

自作ルアーはどうか?

自作ルアーの調子はどうかと言うと、結論から言えば全くダメ。兎に角泳がない。リーリングしてもダラ〜っと手前に来るだけ。潜りもしない。

原因は?

ウエイトがボディに対して軽すぎた。リップの角度が浅かった。などが考えられる。

市販のクランクベイトを使ってみると

では、市販のクランクベイトを使ってみるとどうなるか。コレがよく泳ぎます。やはりバランスとウエイトの重量がちがうからか。

その他の反省

  • スムーズなキャスティングが出来ない
  • 場所選びに問題あり
  • リーリングは一定スピードで行うこと
  • リーリングはラインと水面の角度に注意
  • キャスト、ストップなど一連の動作が滑らかでない

しばらく通って練習だ。

 

 

 

ルアーの作成~⑦完成

リップの取り付け

f:id:jimmy_ribs:20240401212050j:imageリップ…出来はもう一歩だ

オーバーコーティングが終了したらリップを取り付けていく。削り出しておいたPET板をルアーに取り付ける。

練習が出来ないので、非常に緊張する。オーバーコーティングを失敗したルアーから取り付ける。とはいえ、使うつもりなのだが……

オーバーコーティングの済んだルアーにリップをつける。ここでボディにカッターを入れるのは怖いがやってみる。

ルアーにカッターを入れる

f:id:jimmy_ribs:20240403064130j:image

コーティングの済んだルアーに、恐る恐るカッターを入れる。切るのではなく、カッターの刃を押し当てる感じだ。

リップを入れてみて、切れ目の深さを調整する。なかなか真っ直ぐに切れ目が入らない。

柔らかなバルサ材とは言え、なかなか切れ目が入らないが、慎重に作業をする。

切れ目に瞬間接着剤を流し込んだら、リップを入れる。接着剤が乾燥したら、この工程は終了だ。

最後の工程

最後にアイのバリ取りをして、スプリットリングを付けてフックをセットする。これで完成だ。

浴槽でスイムテスをしたら完了。

構想から完成まで40日間を要した。あとは釣りに行くだけ!

おまけ

最初のルアー制作で感じたことや反省点を残しておく。

  • 木材の切り出しは上下セットで行う
  • リップの切り込みは最初に行う
  • フレームは小さ過ぎず大き過ぎないこと
  • アンダーコーティングはじっくり行う
  • 色付けは薄く重ね塗りを行う
  • オーバーコーティングの前に色止めを行う
  • 全ての作業は丁寧に!

 

 

ルアーを作る~⑥塗装

オーバーコート

f:id:jimmy_ribs:20240331124930j:imageセルロース液にドブ漬けして乾燥させる

色付けが出来たので(ムラがあるのだが)、アイを付けてオーバーコートをする。アイは市販の3mmの物を使用する。少し小さすぎたか……。

水性の塗料を使ったので、シンナーには溶け出さないだろうと思い、セルロース液にドブ漬けをした。油断だった。色が流れてしまった!一ヶ月余りを費やして作ってきたが、不良品を作ってしまった。とりあえずフックはつけるけれども。

オーバーコートの前に木工用ボンドで補強しておくべきだった。

上下を入れ替えて3回コーティングする。これでコーティングは完了ということにしておこう。

リップの取り付け

f:id:jimmy_ribs:20240331124455j:imagePET板

ここまで来たので頑張って次の工程に進む。本来ならばポリカーボネートの板を削ってリップを作るのだが、ポリカーボネート板がてにはいらなかったので、PETで代用する。1mm厚でもやや弱い気がする。

リップの削り出し

f:id:jimmy_ribs:20240331124738j:image削り出したリップ

PET板をアクリルカッターで折って、サイズ通りに削り出す。リップの部分は、ハサミ切り出すことが出来た。角をサンドペーパーで丸くする。小さな部品なので難しい。

今回はここまで

ルアーを作る~⑤アンダーコーティング編

下処理

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成形が済んだらアンダーコーティングを施していく。セルロースセメントを50%に埋めた液を作る。ルアーが十分に漬け込める深さの容器を準備して50%のセルロースセメント液を入れる。

その中にルアーをゆっくり漬け込む。そしてゆっくり取り出す。アイにゼムクリップを引っ掛けて吊るし乾燥させる。これを上下逆さまにして何回か繰り返すのだが……

外で作業をする

ニオイがキツいので場所を考えて作業しないと周りからブーイングをもらう羽目に……

仕方がないので近所の河原で作業する事にした。吊るす場所を考えないとね。またまたホームセンターに行ってメッシュボックスを探すことに…

何だかんだで出費が増えていく

ツヤが出たら完成

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アンダーコーティングは少しツヤが出たら完成かな。2回目で少しツヤが出てきた。4~5回ぐらいドブ漬けすれば大丈夫。一日1回として五日間か……

外での作業なので天気に左右される。なるべく早く完了したい。

上塗り

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アンダーコーティングが終了したので上塗りの工程へ。何もかもが未知の世界なので、どうしたら良いのか分からない。

とりあえず二色に塗ってみる。塗料はアクリル系をスプレーする。どうしたら二色に濡れるだろうかと考えた。

ひとつは、ヘッド部とボディーを塗り分けることにする。マスキングテープで色をつけない所をカバーする。色の切り替えはハッキリさせるのか、ボンヤリさせるのかで迷っている。せっかくマスキングテープがあるので、色を明確に分けることにする。

もうひとつは、背中とボディーを塗り分けることにする。こちらはマスキングテープ無しでスプレーする。

スプレーが結構難しくて、塗料がダマになってしまった。少し削って二度塗りをする。距離を置いて、少しづつスプレーすると良さそうだ。気力がなくなったので、今回はここまでにする。

取りかかって一ヶ月経つがまだ完成しない。そろそろ目処をつけないといけない。

 

 

 

 

ルアーを作る④~形を整える

f:id:jimmy_ribs:20240229205710j:imageバルサ材を切り出す
f:id:jimmy_ribs:20240229205713j:imageジグソーで大まかにカット
f:id:jimmy_ribs:20240229205707j:imageサンドペーパーで形を整える

形を整える

前回、カットした木材を張り合わせる所まで行った。今回はそれを削ってルアーの形にしていく。彫刻が苦手なのでどうするのか悩む。

頭の中がイメージを作りそれに近づければいいと思うのだが……。

角をナナメに少しづつ削ってみる。カッターナイフで削る時は木目の方向に気をつけないと木が裂けてしまう。

サンドペーパーで形を整える

カッターナイフでの成形は大まかな所までにしておく。ここからはサンドペーパーでの成形を行う。120番のサンドペーパーで大体の形を作っていく。

大まかな所まで出来たら180番でさらに細かく成形していく。上から見たり前から見たりして形を整える。

あまり削ると小さくなりすぎるので注意する。

 

何度も見直す

コーティングの前段階の最終チェックなので、何度も見直す。デジタルスケールで測ってみるがあまり意味は無いのかも…

最後に1000番のサンドペーパー磨きこんでおく。あとは塗装の段階に移る。

頑張りたい。

続く

 

 

ルアーを作る~③最初からやり直し

f:id:jimmy_ribs:20240226201312j:image削り出して張り合わせる。乾燥中。

設計

何回か作りかけては座席しているルアーメイキング。設計図の引き直しから再スタート!

  • ボディーの設計
  • フレームの設計
  • ウエイトの位置の設計

この辺りからやり直しだ。そして、作成手順も見直す。やっつけ仕事では上手くいかない。

スケッチ

実物大のスケッチを作り、部品毎で設計図を引き直す。モノが小さいので拡大図面でもイイかも知れない。

バルサ材の削り出し

バルサ材に型紙を使ってトレースする。今回はカッターナイフで切り出す予定なので、左右対称にトレースする。

ジグソーを使って二枚同時にカットする方法もある。どちらがいいんだろう?

フレーム作り

フレームは前と後ろに一つずつというシンプルな設計にした。折り返しを1cm取ってステンレスワイヤーを曲げる。アイの所が難しい(^•~•^)ムズ

丸ペンチとラジオペンチを使って曲げていく。が、なかなか真円にならない。ティアドロップ型になってしまった!

専用ね工具がある様なので、購入を検討したい。

端の処理としてスレッドを巻いておく。最後に接着剤でとめる。

組み立てる

右側の木材と左側の木材を削る。張り合わせる面にフレームとウエイト用の溝を彫る。彫刻刀の丸と角を使う。ピタッと合ったら張り合わせる面の両側に接着剤を塗り張り合わせる。

前回のモノは溝の彫りが甘かったので、ピタッと合わなかった。今回は溝のをキチンと彫って張り合わせを正確なにした。

あとは削るサギが残っている。そのあと塗装かな。

続く

ルアーを作る~削り出し②

再挑戦

前回、木材を削り出す工程で止まっていた。木材が丈夫で硬すぎたので削れずにいた。

結論としては木材の固まりから削り出す時に、イトノコで細部まで削るべきである。又は万力で固定して削れば良い。

がむしゃらに始めてしまったのが失敗の元だ。もう一度最初から取り掛かりたい。

桐の板を買ってきた

削り易いように桐の板を買ってきた。本当はバルサが良かったのだが中々見つからない!通販サイトにはあるのだが、束になっており勿体ない。

今回は桐材で挑戦してみる。

型紙を見直す

型紙も見直しておくことにした。

  • アウトライン
  • 貫通フレーム
  • ウエイト
  • アイ

これらをきちんと製図する事にした。CADは出来ないけれど頑張って学習し正確な図面が引けたらなと思う。

PCにCADアプリを導入済みで、今YouTubeチャンネルで学習している。慣れれば手作業よりずっと正確で楽に図面が作成出来そうだ。最初のうちは大変だけど、面白いし他の趣味にも活かせそうである。頑張りたい。